【海外赴任の準備】荷物の送り方とスケジューリングの秘訣
海外赴任に伴う荷物の準備は、いつ送るべきか、いつ届くのかを正確に把握することから始まります。
これを知るには、まずは会社が選んだ引越し業者から船便と航空便のスケジュールを入手することが重要です。
引越し先での新生活を念頭に置き、どの荷物をいつ、どこへ送るかを計画しましょう。
数年前、夫のアメリカ赴任に同行した際の経験から、航空便は迅速に届き、船便は1ヶ月以上を要することは知っていたのですが、具体的な日数は国や業者によりまちまち。
前回の赴任では、船便で送ったテーブルが届くまで、段ボールで代用して食事してたなぁ…
しかし、前回は短期の赴任だったため、会社からのサポートは限られており、日本に荷物を預ける選択肢もありませんでした。
今回は長期の赴任で、しかも家族も同行するため、夫の出発から約半年後にやっと家族が帯同できます(ビザの申請による)。
ありがたいことに、夫の渡航時と家族の渡航時の両方で、船便と航空便を使わせてもらえることになりました。
ジャカルタの住まいは家具付きなので、不要な家具は日本のトランクルームに保管することができます。
前回はトランクルームを利用できず、大型家電や家具を処分したり、実家に預けたりする必要があり、大変でした。
引越し荷物の送り方を以下のカテゴリーで計画することになります。
①〜⑥は荷物が届く順番です。所要日数は、今回お世話になる引越し業者の資料に基づいています。
手荷物(渡航時に持ち運ぶ) | 航空便 | 船便 | 日本の倉庫に残す | |
---|---|---|---|---|
所要日数 | – | 約10〜14日 | 約37〜54日 | |
夫の渡航時 | ① 夫が現地ですぐ使う(かつ遅れたら困る)もの | ② 夫が現地ですぐ使うもの | ③ 夫が現地で使うが急がないもの 家族が現地ですぐ使うが今は使用しないもの | 夫の仕事部屋の家具(机、本棚など) |
家族の渡航時 | ④ 家族が現地ですぐ使う(かつ遅れたら困る)もの | ⑤ 家族が現地ですぐ使うもの | ⑥ 家族が現地で使うが急がないもの | 残りの大型家具(ソファ、ダイニングテーブル、椅子など) |
特に夫の渡航時の船便は、子供の本やおもちゃ、服、家族用の食品や調味料などを先に送ることで、ジャカルタ到着後すぐに使用可能になります。
ただし、これらは夫の出発時に送るため、半年間は使えないものを選ぶ必要があります。
料理に必要な食品や調味料、家族の夏服、次男が半年後に使うであろうおもちゃなどを船便で先に送りました。
おむつ汚れの救世主のウタマロ石鹸も入れて、到着後すぐに使えるようにしました。
食品や日用品を大量に送ると、販売目的と見なされ高額な税金が課される可能性があるため、分散して送れるのはありがたいですね。
さらに、各送付方法で注意すべき禁止品目もありますが、その詳細は別の記事でまとめることにします。